家庭と仕事

昔は男性が外で仕事をし、女性は結婚したら家庭を守るという人が多かったです。
しかし、1970年代に入り男女平等が叫ばれ、仕事の面においても男女雇用均等法が施行されると、今まで男性が行っていた仕事の分野まで女性が進出してくるようになりました。
しかし、男性と女性は人間的な部分で大きな違いがあります。
男性は仕事に入ってしまうと、よほどその仕事が自分に合わないと思わない限りは定年まで続けることができますが、女性は結婚して子供が生まれると仕事を休まなくてはなりません。
その段階で仕事を辞め家庭に入ってしまう女性も多いのですが、出産育児が一通り落ち着いたら職場に復帰するという人も少なくありません。
女性が仕事をするということは、女性が家庭で今まで行ってきた家事や育児などが専業主婦に比べてゆっくりとはできないという心配があります。
それを補ってくれるほど家事や育児に協力的な旦那さんであれば良いのですが、ほとんどの場合は女性が仕事から帰ってきてから、または女性が仕事休みの日にまとめてすることになります。
そういったことが続くと女性は仕事のストレス以外に家庭でのストレスもたまるようになり、心身ともに疲れてしまうことが多いです。
特に正社員などの勤務形態で働いている場合は、勤務を簡単に抜け出したりするわけにもいかずどんどんストレスはたまっていきます。
仕事と家庭を両立させたいと考えるのであれば、正社員よりはパートやアルバイトといった勤務のほうが家庭に与える影響は少なくてすむのかもしれません。